無機質なグリッドが効いた装飾性を排除した古い団地のデザインが子供の頃から好きだった。
年が経つにつれて古い団地のようなデザインの建物は、新たに増えることはなかった。完璧な引き算で生まれたような簡素すぎるデザインは、古くなっても独特の美しさを醸し出している。
しかし、一般的には怪しい不気味な過去のモノと写ってしまうのだろうか、建て替え時期を迎え、最近はどんどん取り壊されてしまっている。
もうここで紹介している団地も無くなってしまっているものもあり、昭和を強く感じさせるあの独特な存在感の団地たちが減ってゆくのは寂しいかぎりだ。
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